CCO（チーフコマーシャルオフィサー）候補には以下をお任せしたいと考えています。 ＜概要＞ マーケティング・セールスディレクターとして下記職務を遂行していただき、成果及び実績によりCCOとして経営陣の一角を担っていただく。 ＜詳細＞ 当社の製品である光モデム（HOCSAI）およびデジタルツインシステム（DTS）を販売するために、以下の職務を行なっていただきます。 ・経営計画を達成するマーケティング戦略/営業戦略を構築および推進する ・中長期で競合優位性となるブランディング戦略の立案/実行 ・営業に関わるリソース（人的・金銭的・業務的）マネジメントを行う

ワープスペースは、宇宙空間における人工衛星や宇宙機の通信ニーズの増大に対応するため、日本が培ってきた空間光通信技術を活用し、さまざまなソリューションや技術支援を提供しています。世界では衛星打ち上げ事業者が数百社に上り、宇宙利用を進める国や地域も増加中です。しかし、従来の電波通信は資源の制約があり、限界が見え始めています。こうした課題に対し、ワープスペースは光通信の普及を促進するための開発に取り組んでいます。 主な製品には2つのソリューションがあります。1つ目の「DTS（Digital Twin Solution）」は、衛星本体や機器の挙動、通信状態、システム連携やデータフローまでを仮想空間上で再現し、設計から運用まで支援します。2つ目の「HOCSAI」は、異なる光通信規格に対応できるマルチプロトコル光モデムで、異なる端末間でもデータのやり取りを可能にします。これにより、規格が異なる衛星同士の通信も実現します。これらの技術を基盤に、顧客ごとにカスタマイズされたソリューションの提供も行っています。最終的には、宇宙空間での高速な光データ中継サービスの提供を目指しています。 近年、宇宙産業は世界的に注目されており、SpaceXをはじめとする民間企業の参入が進んでいます。各国政府もコスト削減や技術の進展を背景に民間の取り組みを後押ししており、市場は急速に成長しています。宇宙事業は国際的な官民連携・競争のなかで進められるため、初めからグローバルな視点が求められます。情勢の変化に応じて戦略や戦術を柔軟に見直し、顧客の課題に応じたアプローチを個別に行って市場に浸透させていくことが重要です。現在、HOCSAIとDTSの製品化が進むなか、最新の国際動向を常に把握しながら戦略を描き、顧客と連携し、最適なビジネス展開を進めていく必要があります。

私たちワープスペースは、宇宙という最先端かつグローバルなフィールドで、光通信技術を軸に次世代の宇宙通信インフラを構築しています。その中で、Chief Commercial Officer（CCO）には、B2Bマーケティング戦略の立案からリード獲得、顧客とのリレーション構築、そして売上責任に至るまで、商業面全体を牽引していただく重要なポジションをお任せしたいと考えています。 このポジションの最大の魅力は、まだ社内にその知見を持つ人材がいないことから、ゼロから戦略を描き、組織そのものを立ち上げる経験ができる点です。単なる営業責任者ではなく、事業の商業化を成功に導くための構造そのものを創り出す、極めてダイナミックで影響力のある役割です。 宇宙業界は近年急速に商用化が進んでいる分野であり、マーケットの成長ポテンシャルは極めて高い一方、業界全体としてもB2Bのマーケティングや営業手法に関する蓄積はまだ少ないのが現状です。だからこそ、従来の枠にとらわれない自由な発想や実行力で、新たな商流を切り拓いていくことができ、業界内でのプレゼンスを築くまたとない機会があります。 もちろん、売上という明確な成果責任は伴いますが、私たちは「失敗を恐れずに挑戦する」ことを企業文化の中核に据えています。未踏領域に挑むことが多いからこそ、チャレンジ精神を持ち、試行錯誤を厭わない人材が強く求められており、そのような姿勢を持つ方には非常に大きな裁量と信頼をお渡しします。 また、私たちの事業は初めからグローバルが前提です。米国や欧州をはじめとする国際的なマーケットに深く関与していただき、多様な国・企業との交渉やパートナーシップ構築にも携わっていただきます。実際に海外出張も多く、グローバルビジネスの第一線で活躍できる環境が整っています。 成長市場 × 技術優位性 × グローバル展開という3拍子がそろった宇宙通信の世界で、商業戦略の中核を担う立場として、新たな市場を切り拓いていく。その過程で、自身の手で業界のスタンダードやベストプラクティスを築くことができる数少ないポジションです。強い自走力と戦略思考を持ち、未知への挑戦を楽しめる方と共に、宇宙と地上をつなぐ次世代の通信ネットワークを創り上げていきたいと考えています。